これを読んでくださっているあなた、今、食いしばっていますか?
たぶん多くの方が「いいえ」と答えると思います。
「食いしばり」というのは力を入れる時にする、とか寝ている時に無意識でするもの、
と思っていませんか?
ところが、上と下の歯が接触していればそれはもう「食いしばっている」状態なんです。
お越しいただいたお客様にもお話ししながら軽くお口を閉じていただいて
「上と下の歯は今、くっついていますか?」と伺います。
そうすると、当然!と言わんばかりに「はい」とおっしゃいます。
ほとんどの方が お口を閉じる=上と下の歯を嚙み合わせる と思っていらっしゃるんですね。
しかし、それは間違いなんです。
正しいお口の状態とは上の口唇と下の口唇はくっついていても上の歯と下の歯はくっつかず
隙間があいている状態です。
本来、1日の中で上の歯と下の歯が触れる時というのは食事の時と唾を飲み込む時ぐらいです。
上の歯と下の歯が触れている時間をトータルするとたったの20分程度なんです。
上の歯と下の歯が触れていなければ、噛む筋肉が働くこともなく
下あごは常にリラックス状態でいられます。
そうすれば肩こりや首こり、頭痛・腰痛なども起こることなく過ごせます。
体の不調は顎から始まっているんです。
さあ!今日から常に上の歯と下の歯はくっつけない意識を忘れずに、
下あごや噛む時に使う筋肉を休ませてあげましょう!
それが、歯ぎしり・食いしばり、顎関節症を軽減していく第一歩ですよ!
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