突然襲ってくる頭痛、辛いですよね。
痛み止めをいつも持ち歩いているという方も多いのではないでしょうか。
今や3000万人以上の人が頭痛に悩まされているんだとか。
頭痛には脳の血管が拡張することで痛む「片頭痛」と頭の周りの筋肉が緊張して痛む「緊張型頭痛」があります。
どちらも精神的・肉体的なストレスが原因と言われています。
頭の周りの筋肉が緊張して痛む「緊張型頭痛」
これは咀嚼筋(そしゃくきん)である咬筋と側頭筋(閉口筋)の緊張が影響しています。
咬筋というのは頬骨からエラに向かってついている筋肉で
側頭筋は頭の横、耳の上にある大きな筋肉です。
これらが食いしばりによって筋肉痛になり、こめかみが痛くなって頭痛が起きます。
頭痛持ちの方、食いしばりの癖はありませんか?
食いしばりというのはぎゅっと噛み締めている状態だけを言うのではありません。
上と下の歯がくっついているだけでも「食いしばり」なのです。
まだ多くの方に知られてなくて、お話しすると驚かれることが多いのですが、
正常なお口の状態というのは口唇は閉じていても上と下の歯はくっつけず浮かせている状態です。
この時、下顎はもっともリラックスした状態にあります。
ところが、上と下の歯がくっついてしまうと筋肉が働いてしまいます。
働きづめの筋肉は疲れがたまってくると緊張し、頭痛や首こり、肩こりなどを引き起こします。
頭痛にお悩みの方は今すぐ食いしばりをやめましょう。
日頃から、まずは日中、上と下の歯をくっつけない意識をすることが大切です。
お口が開けずらいと感じたことはないですか?顎が疲れていませんか?
頭痛が起きる度に鎮痛剤を飲んで凌いでいませんか?
頭痛持ち、食いしばりの自覚がある、もう痛み止めは飲みたくない、という方
お気軽にご相談ください。
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