私がこういう仕事をしていますと言うと
「私、顎関節症です」
「顎がカクカク言います」
「家族から歯ぎしりしてるって言われます」
「私、食いしばりしてます」
「マウスピース持ってます」
とおっしゃる方の多いこと、多いこと。
でも、そのことに関して策を講じている人は少ないですね。
というよりどうしたらいいのかわからない、というのが実状かもしれません。
意識的に歯ぎしり・食いしばりをしている人はほとんどいないと思いますが
無意識の歯ぎしり・食いしばりで多いのは睡眠時です。
睡眠時の歯ぎしり・食いしばりは歯に100キロ以上の負担がかかるとも言われています。
歯ぎしり・食いしばりが原因で歯がすり減り、亀裂が入ってしみるようになったり、
最悪な場合、歯が縦に割れたりもします。
歯が根元まで縦に割れてしまうと残念ながら抜歯となってしまいます。
歯ぎしりや食いしばりで歯を失ってしまうんです。
実際、歯科医院に勤めていたときにはそのような患者さんを何度も見てきました。
また、歯や顎に症状が出るだけではなく肩こり・首こり・背中のハリ・難聴・耳鳴り・めまい
なども引き起こします。
慢性の肩こり・首こりは歯ぎしり・食いしばりが原因かも!?
そして、美容に敏感な女性の恐怖はお顔が横に広がって四角くエラが張ってくることだと思います。
だんだんお顔が大きくなってきた気がする、
昔より目が小さく離れてきた気がする
昔はエラなんて張ってなかったのに・・・
という方も歯ぎしり・食いしばりの癖があるかもしれません。
長年、繰り返されてきた歯ぎしり・食いしばりの癖を急にゼロには出来ません。
ですが、歯ぎしり・食いしばりで使われている筋肉を緩めて老廃物を溜めないことで
軽減していくことが出来ます。
お口周りの筋肉が緩んだ状態、お口の軽さや動かしやすさを感じていただき
ご自身の歯を守り、身体の不調から解放されましょう。
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